バカな国政

ラジオでも言ったんだけど…
経済産業省は、東京国際映画祭、東京ゲームショウ、東京国際アニメフェアを、
「国際コンテンツカーニバル」とかいう名の下に統合したいそうです。
http://animeanime.jp/news/archives/2006/07/_724.html

アニメやゲーム・映画と言ったコンテンツを応援してくれるのはいいけど、
フィルムやパッケージが完成してから支援するっていっても、
その後は作品のパワーとメーカーの努力で十分なんとかなるんだよね。
国がコンテンツを応援するんならさ、出来上がったフィルムをどう売りさばくかではなく、
コンテンツを自由発想で制作するスタッフを育成し、安易に製作できる環境を作るべきでしょう。
韓国は国政で大学を支援、中国は制作スタジオに税の優遇処置があるとか…。
もし、それでも今のスタンスで支援したいというのなら、
国際的にも認知度の高い既存の映画祭を助けてくれた方が、いくらかでもマシだと思います。

関連記事：
大友克洋監督の実写映画『蟲師』と、今敏監督のアニメ映画『パプリカ』が、
第63回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門に公式出品されることが決定。
http://animeanime.jp/news/archives/2006/07/_728.html

「東京国際ファンタスティック映画祭」「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」は中止。
http://tokyofanta.com/
http://www.daily.co.jp/newsflash/2006/07/27/219312.shtml